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若年性網膜中心静脈閉塞症がほぼ治りました。

私の目の状態が悪くなるまで

30歳になった年の健康診断である項目がC判定になりました。
血液検査の項目と膵臓が要検査。

今までオールAだったのに、何がいけないのだろうと
気になって健康診断でお世話になった病院へ行く事に。

診察の結果は「極度の貧血」。

この時点でお医者さんには
「出血死だってする可能性あるんだから検査が必要ですよ」

と言われ胃カメラをしました。

後日わかったことは「胃炎」と「食道炎」(軽度)。

疲れとかもあるのだろう…ということで
お薬を飲んで経過観察することになりました。

それで全てが済んだように思われていたのですが、
目の調子も悪くなって来ました。

私はお仕事で1日中パソコン作業をしています。
「目がかすむ」とか、「ドライアイ」とか…目が疲れることなんて日常茶飯事で
なんだか「右目がよくかすむな」と気付いても、寝れば治るかなくらいに考えていました。

しかしお仕事もピークを迎えた時期。
夜中まで作業していて、コンタクトを外す時間も少なく、
普段作っていたご飯もコンビニで済ませる日々が続いていました。

そんなある日久しぶりの休日。
旅行に出かけたのです。観光中もなんだかコンタクトが頻繁にとれるようなぼやっとした感覚に襲われつつも
久しぶりの気分転換で、その日はいっぱい遊びました。
そして夜。お風呂から出てコンタクトを外して右目が異様にぼやけていることに気付いたのです。

「あれ?右目が見えないかもしれない!これはまずいな。」

とりあえずホットタオルを作って目を温めたりしてみたけれど
あまり改善されず、さらに気付いてしまったことが

「色の彩度が違う」

普段お仕事で色を扱うこともあって、赤色が左目は明るいのに右目は濃い赤色に見えました。

病気にはまったく詳しくないけれど、
初めて今まで経験したこと内容な危機感を感じました。

お仕事から離れてようやく、「これは目の疲れじゃない」と気付いたのです。

その日、旅行から帰ったら病院に行く事に決めました。

若年性網膜中心静脈閉塞症と判断された日

近所の眼科に
「色が違って見えるんですが、これからお伺いしていいですか?」
と連絡し診察に行きました。

名前が呼ばれて
先生に「色が違うの?」と質問されながら目の状態を確認していただくと

「眼底出血してます!!」

と先生が驚かれる。

初めて聞く「眼底出血」という言葉にピンと来ない私は
「そうなんですか…?」みたいなぼやっとした返事をしていました。

先生の驚かれ様から、病気はわからないけれど

「あ、これまずいのかもしれない」

と悟りました。

その後、検査をしてもらい

●私の年齢では通常なる病気でないということ。

●合併症の危険があること。

●目が見えなくなるかもしれないこと。

を教えてもらいました。

すごくショックだったけれど、

お世話になった眼科の先生がとても親切だった。

だからか、なんだか冷静な自分もいて
とにかく合併症の可能性がないか血液検査をより細かく調べて頂いたり

健康診断でお世話になった病院に伝え
こちらの検査でも関係する何かがなかったか確認をしました。

そして、とにかくブログで色々調べました。

同じ病気の若年性網膜中心静脈閉塞症になって治った方のブログを読んだり
若年性網膜中心静脈閉塞症とは?とかを調べたり。

まずは病気をしろう!そんな第一歩でした。




若年性網膜中心静脈閉塞症を治すために出来ることってなんだろう

これをやったら治るよ!!みたいなものを見つけることは出来ませんでした。
でも6月時のブログにも書いたのですが
目の負担になることはやめよう!生活を見直そう!
と決めまして

●早く寝る
●メガネを使う
●食生活をちゃんとする

を心掛けました。

とくに食生活はインターネットを見ていると
血の流れが改善されるから納豆を食べたらよいという情報を色んな場所で読み
寝る前に1日2パック食べました。

食べるのは夜がよいとか?で、夕食に食べました。
(お医者さんじゃないので実際のところは分からないですが。。)

でもさすがに毎日納豆を食べているといくら納豆が好きでも2週間目くらいからしんどくなってきて…
ちょっと別の方法ないかなと出会ったのが
小林製薬さんから出ているナットウキナーゼ

タマネギで更に血がサラサラになるんじゃないかと淡い期待も混めて

とりあえず30日間飲んでみよう!!と注文しました。
(初めて広告サイトから商品を買ったかも。)

先に結論だけをお伝えすると

よかったのかも…しれない。

です。

なぜ「かも」なのかというと
若年性網膜中心静脈閉塞症の発症から毎週検査していて1ヶ月悪化しなかったから。

深刻な場合、初期の段階で視力が徐々に低下していくと聞いていたので
不安は残るものの、視力に変化がなかったことは喜べることでした。

私は良さそう!!と思って勝手に飲んでみましたが
ご不安な方はレビューを参考にされたり、お医者さんや色んなお薬を飲まれている方は薬剤師さんに相談されてもよいかもしれません。

サプリとか薬とかは無知なので。。

自分なりにナットウキナーゼのサプリの他にも、食事をバランス良くしたり
お風呂にゆっくり浸かりリラックスするようにしたりと
意識した生活を送っていました。

食生活は精進料理かって突っ込みたくなるほど、
それぞれの栄養バランスを考えて作りました。

目に良さそうというよりは、体全体をよくするイメージで
普段とらなかった
●海藻
●豆
とかも食べました。
小鉢7品くらい毎日食べれるよう作り置きレシピも始めました。

あと、お医者さんからは必要ないようなことを言われましたが
一応メガネにしたことでドライアイが少し改善されたような気もしてきました。

若年性網膜中心静脈閉塞症が3ヶ月経ちほぼ治ってきた

「ほぼ」というのは、まだ多少眼底出血しているんだそうです。
でも腫れていた眼圧もほんの少しずつ小さくなってきているようで、
完治には時間が相当かかりそうですが、確実に良い方向に数値も向かっています。

気になっていた色の違いもなくなり
視界がぼやけることもなくなりました。

今回は発症から3ヶ月目のブログです。

サプリはもういいかなと思って今は飲んでいませんが
今もバランスの良い食事と、時々納豆を食べています。

一時期は、かかった病院のお医者さんからあまりポジティブなことは聞けず
すごく気分はどん底まで落ち込みました。

朝起きてよく見えない。

なのに、仕事はほどほどにある
(優しい会社なので配慮してくださいましたが、精神的に「もう目はずっと休めていたい!」と思っていた)

家事もあって疲れた。

心配してくれた友人や家族に聞かれる

「それって治るの?」

これが一番きつかったです。

心配してくれてることは重々わかるし本当に私の状況を気にかけてくれてありがたいなって思うのですが
精神的にまいってしまっている部分もあり

お医者さんも「治る」って断言してくれないこの状況で
毎回「わからない」って答えて泣きました。

家族には
「私だってわからないよ!!一緒に考えてほしい!!」とあたってしまいました。

病名をインターネットで調べれば
●どんな状態か
●今後の治療方法について

など大体は分かるので
少しは調べて欲しかったという、、わがままなところでしょうか。

その後は調べてくれて色々メンタル面などをサポートしてくれました。

家族にとっても初めてのこと。
きっとどう対応したらいいかわからないですよね。明るく接しようとしてくれていたかもしれませんよね。

本当は感謝していました。

しかし当時私は
1ヶ月で「出血死」というワードと「失明」というワードをお医者さんから
言われたので結構メンタルに来ていました。

色々ありましたが、今はやっと一安心。

完全に治ったらまたブログにしたいと思います。

同じ症状でお悩みの方やそのご家族の方。
本当に本当に、よい経過になることを心からお祈りいたします。

お読み頂きありがとうございました。